紫陽花を植え替えたいけど大きくしたくない!方法や対処法をご紹介と題して書いていきます!
梅雨の時期の庭を毎年ステキに演出してくれる紫陽花。
紫陽花は日本でも昔から愛されてきた花木です。
私も息子が母の日に買ってくれた島根県産の万華鏡という種類の紫陽花をもらってから、紫陽花が大好きになって、お花屋さんで見つけるとすぐ買ってしまうんですよね!
紫陽花を植え替えたいけど大きくしたくない!方法や対処法を6つご紹介いたします!
最後まで楽しんでご覧ください!
紫陽花を植え替えたいけど大きくしたくない!方法や対処法をご紹介
紫陽花は樹高1~2メートルの落葉樹で、土の酸性度合いや、アルカリ度合いで色が変わるお花です。
紫陽花は毎年30センチ以上伸びます。
紫陽花の成長特性によってぐんぐん伸びてき、あっという間に庭がジャングルに!
大きく育ったアジサイは見ものです。
でも、限られる栽培スペースしかない場合には、紫陽花が巨大化してしまうことが悩みの元になります。
紫陽花をコンパクトにする方法や対処法はあるのでしょうか?
大きくしない方法や対処法①
コンパクトに保つには剪定をする
樹形を保ちながら、花付きをよくするために剪定をする。
花が咲き終わった後の剪定は、翌年に彩り豊かな花を楽しむためには必要不可欠な作業です。
お花の色が薄くなったり、変色してきたら剪定のタイミングです。
花から2節目から3節目にはさみを入れ、切り取ります。
新芽が生え花芽がでるのは切り取ったところからとなります。
冬になって葉が落葉したら、細い枝や花芽が付いていない古い枝を根元から切り取ります。
コンパクトに保つために意識して毎年剪定を行っていると、ある程度は小さく保つことができます。
紫陽花の剪定方法
剪定時期は年に2回です!
7月中もしくはお盆の前に1回と
落葉し終えた冬の休眠時期に1回剪定します。
通常の剪定場所は、花芽があることを確認して、
お花が咲いていたところから2節目もしくは3節目の上で切ります。
紫陽花は切った場所から少し枯れ込むことがあるため花芽より1センチ上の位置で剪定します。
大きくしない方法や対処法②
強剪定をする
毎年花後の剪定を行っていても、アジサイは毎年30㎝以上は伸びるので大きくなってしまいます。
限られている栽培スペースしかない場合には時には強めの剪定が必要になります。
強剪定を行うときは、全部の枝を根元からばっさり切り落とします。
強剪定を行った翌年は花が咲きませんが、かなり小さく仕立てることが出来ます。
大切な紫陽花が強剪定で枯れる心配があるときは、挿し木で苗を確保することができます。
挿し木とは
5月から7月中に切って、切ったところから根が出るのを待って増やすことです。
挿し穂を作るときは、花が咲いた枝も咲かなった枝もどちらの枝からも作ることが出来ます。
お花がまだ咲いていて切り取ることにためらう気持ちがあれば、花が咲いていない勢いのある枝を用意するとgoodですね。
この紫陽花で挿し木を作ってみましょう。
1本の枝を葉を残して切ります。切り口は斜めに切ります。
清潔で刃こぼれのないカッターを使用して綺麗な断面になるように、切ってください。
それぞれの葉を半分程度残して切ります。
葉から水分の蒸発を防ぐために1/3から1/2を切り取ります。
紫陽花は水が大好きな植物です。
切り取った直後から水分蒸発が始まるので、紫陽花を切る前にコップや容器に水を入れ、切ったら直ぐに水に漬けます。
枝からカットする
葉を落とす
葉を半分に切る
挿し穂となった下の部分を斜めにカット
この作業を、いかに素早くできるかが重要です。
切り取った枝をお水に1時間以上つけます。
この時間を利用して挿し床を作っておくとgoodです。
切り口から発根したら成功です!
大きくしない方法や対処法③
根鉢を崩す植え替え
鉢植えで育てているときは、2年に一度鉢を変え植え替える必要があります。
この時に、通常はひと回りか、ふた回り大きな鉢に植え替えます。
しかし、花株をコンパクトに保ちたいときは、根鉢(根っこ)を崩して小さくします。
この方法で花株もコンパクトに保つことができます。
それによって根詰まりを防ぐことにもなります。
同じ鉢を使用することができるようになりますが、新しい土を入れてあげましょう。
大きくしない方法や対処法④
花株の本数を減らす
花株が大きくなっていても、株立ちする枝を制限するために枝を切ってしまいます。
そうすることで、株が縮小できコンパクトに育てられます。
方法としては、株の中心部の枝を残すように横に張り出している枝を、根元で切り取ります。
大きくしない方法や対処法⑤
小型の種類の紫陽花を選ぶ
限られる栽培スペースしかない時は、小さくしか育たない種類の紫陽花を選ぶのも一つです。
例えばヤマアジサイなどは小型の種類が多いです。
花の形や種類も多いので、スペースに合わせて育てることができます。
大きくしない方法や対処法⑥
小さな鉢ごと大きな鉢に入れる
ふた回りほど大きな鉢にお店で買ってきたままの小さな鉢ごと入れて育てる方法です。
私はこの方法でコンパクトに育てています!
土の中に小さな鉢のまま植えると、毎年お花も楽しめます。
見た目も良く、花木の背丈もこんな感じで保てます。
この方法が一番簡単で、毎年紫陽花の花が楽しめます。
個人的には一番大きくならずに紫陽花を楽しめていると思います!
まとめ
紫陽花を植え替えたいけど大きくしたくない!方法や対処法をご紹介
- コンパクトに保つには剪定をする
- 強剪定をする
- 根鉢を崩す植え替えをする
- 花株の本数を減らす
- 小型の種類の紫陽花を選ぶ
- 小さな鉢ごと大きな鉢に入れる
紫陽花を植え替えたいけど大きくしたくない!方法や対処法をご紹介しました。
ぜひこちらでご紹介した6つの対処法を試してみてくださいね!
紫陽花ってみずみずしくて生き生きした感じと花の色やかわいさに癒されますよね。
紫陽花には魔よけの意味もあるので、私の家では玄関出てすぐのところに11種類の紫陽花がおいてあります。
毎日見ながら癒されているところです。
みなさんもステキなガーデニングライフを送れますように☆
最後まで読んでくださりありがとうございます!