心理療法を受けてくださった方から体験談を頂きました。
掲載許可いただいた箇所のみ掲載しています。
・・・・・・(体験談)・・・・・・
先日、『インナーチャイルドセラピー』
というプログラムを受けてまいりました。
そもそものきっかけは、私の知り合いが
最近インナーチャイルドセラピーを受けた、
というお話をしてくれたのです!
すぐにその方をご紹介頂きました。
何事も慎重に事を運ぶ私が、
こんなに即座にそのカウンセラーさんに会いたい!と思ったのは、
私自身、幼少期に思い当たる節があったからです。
私は漠然と『3歳の自分』が常に
心の隅に引っかかっていました。
泣き虫で我儘で、
その癖引っ込み思案で、
みんなが出来ることが私にだけ出来ない、
周りのお荷物になっているだけの子供だったような、
そんなふうに自分の少女時代を認識していました。
私は、他者と自分を比べてしまう癖があり、
常に周りから『置いて行かれている』と感じて焦ったり、
執拗に淋しくなったり、承認してほしい、
という気持ちが強くなってしまったり、
そんな感情が、まるで赤と黒の絵の具を混ぜて混沌とした渦のようになって、
心の隅にこびりついたまま、子供時代から大人になるまで生きてきました。
その心の悩みを、
自分の感情の歴史を遡ってひとつひとつ紐解いていくのが、
インナーチャイルドセラピー(心理療法)です
カウンセラーさんから導かれるままに、
自分の感情を遡っていくと、
やはり3歳の頃の私でストップしてしまいました。
私のその赤と黒の渦を作った川の上流は
3歳の自分の経験だったのです。
幼少の頃、私は家庭のやむを得ない事情で、
よくよそのおうちに預けられました。
今なら大人のやむを得ない事情もわかりますが、
まだ3つの私にはなぜ私が
よそのお宅に預けられなければならないのか、
わけがわからず、
しかも私の記憶では、母から
『お出かけするよ』
と言われ、
どこか楽しい所に連れて行ってもらえるのかと
イソイソ着いていくと、よそのお宅で、
母は泣き叫ぶ私を置いて去ってしまうのです。
自分の泣き叫ぶ声と、
それに背を向けて去っていく母の背中、
どんなになだめても泣き止まない私のことを
持て余しているそこのお宅の人たちの困った顔…
それだけが記憶の壁面にこびりついて
ずっと離れないまま、大人になりました。
あの時の本当のことを聞ける母も、もう他界しています。
私は聞き分けのない子、母のことも、よその人のことも困らせている。
母が去っていくことが悲しくて悲しくて、
泣くのを我慢することができない、依存心の強いダメな子。
その記憶を更に紐解いていくのです。
その3歳の私と、今の自分で
深く深くコミュニケーションしていくのです。
『だって淋しかったんだもん!』
3歳の私は目に涙をいっぱい溜めて、
私にそう訴えてきました。
私はその時、やっと気がつきました。
私はダメな子なんかじゃなかった。
小さな身体と小さな心で、
家族の役に立とうと精一杯頑張ったんだ、って。
この小さな心で受け止めきれないほどのことを受け入れようと、
とても良く頑張ってたんだって。
だけど、それを誰にも言えなかった。
母は昔気質の女で、
自分のほうがいつか先に死ぬのだからと、
知的障害を抱えた兄を持つ私を強く育てようと、
甘やかすことはありませんでした。
だから私は、もうよその家に行くのは嫌だ、
とは言えませんでした。
でもまたいつ、置いていかれるのか、
と心の中では常に怯え、
それでも我慢するのがわたしの役目なんだ、
と知らず知らず、
私は言い聞かせながらいたんだと、
ようやく気がつきました。
3歳以降の少女時代の私の写真に、
笑顔が少ないのもそのせいでした。
その3歳の自分を癒し、
今の私の心とひとつにしていくのは私自身で、
その方法もカウンセラーさんが誘導して下さるので
とてもスムーズに進み、全てが腑に落ちました。
その中で更にわかったことは、
そんな私の魂の救済になっていたのはやはり『歌』で、
歌がなかったらここまで健全に生きて来られなかったということ。
そしてその歌の喜びを私に教えてくれていたのは、
母だったこと。
母はとても厳しく、ある意味不器用な人だったけれど、
その分、歌で幼い私の心を癒し励まそうと、
母は母なりにできる精一杯で私を愛してくれていたこと。
だから、幼い私が心に赤と黒の渦をつけてしまったのは、
母のせいでも、自分のせいでもなく、
だけどその渦を取り去り、
幼い私の記憶を癒してあげられるのは、
この私自身なんだということ。
その全てをインナーチャイルドセラピーは教えてくれます。
その最後に、
その心の中にある赤と黒の渦を
自分の力で取り去るのですが、
その渦は相当根深く、
今まで何度も自分で取ろうとしたけど取れなかった
心の荷物です。
カウンセラーさんが言いました。
『誰かに手伝ってもらいましょう。誰の顔が浮かびますか?』
その時無作為にパッと浮かんだのはある友達の顔でした。
その子の顔が浮かんだら、
この役目をお願いできるのはもうその子しかいない!
と思えてきました。
でも、こんなドロドロした汚いものを取ってもらうなんて、
恥ずかしくて申し訳なくてお願いし辛い。
と私が言うと
『1人で抱えてはダメ。
みんな〇〇さんを助けたいと思ってるんですよ。』
私はその言葉にハッとしました。
私の汚いものを見せたくない、申し訳ない、
この安っぽいプライドを捨てなければ、
本当の意味で他者と繋がることはできないんだと気付きました。
私はその友達に心の中で必死にお願いをしました。
友達は『わかった。頑張ってみるよ!』
と力強く言ってくれました。
かなり手強く、
なかなか落ちることのないその渦を2人で懸命に落としました。
どれくらいの時間がかかった頃か、
ようやくその渦を自分の手の中にまとめて、
えいっ!と身体の中から取り出せた時、
私の背後にあった窓から、とても暖かな光が射してきたんです。
これは偶然ではない、
と思いました。
この渦を、私は友達とカウンセラーさんの協力のもと、
ちゃんと身体の外に取り出すことができたんだ、と。
その子だけじゃない、
〇〇さんには私(カウンセラーさん)もついてる、
みんないる、独りじゃないんですよ、と。
…長くなりましたが、これでもかなり、
いや半分以上掻い摘んで書かせて頂きました。
一生懸命生きている人ほど、
誰かに気を遣い、
心の弱さを表に出すことができず、
自分を責めながら生きてきてしまっていると思います。
今、誰かに言いたいこと、
自分に言いたいこと、
それは遡っていくと、
本当は幼い頃、誰かに言えずに今日まで我慢してしまった言葉
だったりするかもしれません。
過去は変えられない、と言いますが、
今の自分が気づくことで、
過去さえも変わるんだという体験を、
この心理療法で学びました。
まとまりのないレポートで、
皆さんにどれだけ伝わったかわかりませんが、
詳しくはカウンセラーさんのホームページをご覧下さい^ ^
カウンセラーさん本当にありがとうございました。
・・・・・・(体験談おわり)・・・・・・
こころの傷 相談室
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カウンセラー|元公務員|乳癌全摘出|先天性四肢欠損|口唇裂|
虐待性被害経験|いじめ経験者|不登校支援経験|
日本テレビスッキリ出演|ニュースウォッチ9出演|NHKハートネットTV出演|
琉球新報掲載|講演会講師経験|性暴力被害者支援主催|
趣味:天然石ブレスレット販売