この記事に書かれている内容
💧ひとりで泣いている あなたへ
―『いびつなビー玉姫』より
ここは、「やりかえすこと」を考えるお部屋じゃないよ。
傷ついたこころが、
少しでも らくになるように
そんな想いで、このページを作りました。
いびつなビー玉姫の ものがたり
このおはなしは、
ちょっとだけ いびつな ビー玉から
うまれた ひめのおはなし。
まぁるくないって わらわれた。
きずがあるって さけられた。
ころがりかたが へんだって おこられた。
それでも そのひめは、
ちいさな光を だいじに だいじに まもっていた。
だれにも きづかれなくても。
こわれそうでも。
このページは、その いびつなビー玉姫が、
あなたに とどけたかったことばで できています。
いま、つらい あなたのそばに、
そっと よりそう ちいさな あかりになりますように。
「もう だれにも助けてもらえない」って、思ったことがあるかもしれないね。
でも
あなたのことを、ちゃんと見てる人が、ここにいるよ。
🌟 ともだちは、たくさんいなくてもいい。
ひとりでも、信じてくれる誰かがいれば、それは “仲間” だよ。
ひとりでも、信じてくれる誰かがいれば、それは “仲間” だよ。
「自分はダメなんだ」って、思わなくて大丈夫。
あなたは、あなたのままで、だいじょうぶなんだよ。
🫧 こんなきもち、ないかな?
- 誰かにたたかれたり、さわられたりして、泣きたくなった。
- 学校でひとりぼっち。話す人がいない。
- 自分の体や顔をからかわれて、いやな気持ちになった。
- 家の中に、自分をわかってくれる人がいない。
- どうして生まれてきたんだろうって思うことがある。
💌 どれかにあてはまったなら
ここにいる「ビー玉姫のなかま」たちは、
きっと、あなたの味方になれると思う。
🛡️ あなたのたいせつを、まもるために
- ふくでかくれているところは、
かんたんに見せなくていいよ。さわらせなくていいよ。しゃしんをとらせなくていいよ。 - くちびるも、だいじなところ。
だれにも、かんたんにさわらせなくていい。 - 先生やおとながいつも正しいとは限らない。
「それ、へんだな」と思ったら、むりにしたがわなくていいんだよ。 - 大人になるって、からだのことだけじゃないよ。
じぶんや相手をたいせつにできるようになるまでは、赤ちゃんをつくることはしなくていい。 - 「ないしょだよ」と言われたことは、
ぜんぶ おしえてね。それは、“ひみつ”じゃなくて“たいせつなサイン”だよ。 - わるいことをするおとなほど、「だまっててね」って言うことが多いんだよ。
だからこそ──その“ないしょ”は、ほんとうの“ないしょ”にしなくていいよ。
2018.10.20.mana
- だれかにたたかれ けられ からだをさわられて ないている あなた
- がっこうで むし をされたり なかまはずれにされ ひとりぼっちのあなた
- おこさんの いじめや ふとうこう になやんでいるあなた
- こどものころから おとなにいやなことをされて いまもくるしんでいるあなた
- ひとと ちがう からだのことで なやんでいるあなた
いままでずっとひとりで よくたえてきたね
もうだいじょうぶ ひとりじゃないよ
あなたのいばしょは ここにあるよ
なんでもはなしてね
みんながひとりのために。ひとりがみんなのために。
絵本の部屋(こどものけんり)
―ひとりでないているあなたへ―
児童憲章を基に我が子たちと絵本を作りました
- こどもは たいせつな にんげん としてあいされ おとなから まもってもらえます。
- こどもは こどもだからと バカにされることなく たいせつにされながら いきていけます。
- こどもは ひととして ひつようなモノに つつまれながら くらしていけます。
- どんなこどもも みんなにあいされ たいせつにそだてられ やさしいばしょで いきていくことができます。
- こどもは おとなから あいじょういっぱいに そだてられます。
- こどもは からだがげんきになるたべものと あなたがすみやすい いえと あなたのからだをまもってくれる ふく があたえられます。