昨年の11月22日私は乳がんを告知された。
それから1年後の今日もわたしは生きている。
昨年の11月22日私は乳がんを告知された。
それから1年後の今日もわたしは生きている。
家族の中でみんなが笑っている。
私も笑っている。
顔と声だけ笑っている。
心は笑ってはいない。
癌を経験した人にしかわからない恐怖。
癌患者の孤独。
家族以外の人間関係の中では、
私を心配しているかのような取り繕った言葉は手に取るようにわかる。
興味本位で近寄る人たち。
自分じゃなくてよかったという気持ちが伝わる人もいる。
興味のない宗教や興味のない推し活の強要。
それで癌にならないならみんなやってるって。
日常生活の無理が重なりすぎた結果の癌。
わかったことを言わないで。
これ以上、私が自由に生きる道を邪魔しないで。
私以外にもそう思っている癌経験者はたくさんいると思う。
今日は術後初めての乳がん検診と血液検査がありました。
全摘手術で平らになった私の胸を技師がエコーで検査してくれました。
技師は見慣れているのかな。
何にも言わず、何も語らずただ黙々と超音波エコー画面とにらめっこする技師。
静かすぎる時間のせいで私の早まる鼓動の音を感じた。
検査結果は来週だそうです。
どんな結果であれ、受け入れます。
明日が来ることが奇跡だとみんながわかるといいね。
そしたらこの世で戦いなど起きなくなるからね(^^)/