道路族駐車場族被害の撃退法と通報の仕方は?自宅に6年間落書きされ続けた体験談

道路族・駐車場族という名前をご存知でしょうか?

公園に行かず、道路や駐車場で遊び、近隣住民に迷惑をかけ

平然としている人たちのことをあらわす言葉です。

私はツイッターを始めるまで、これらの言葉を知りませんでした。

(道路族マップというものもあり、道路で騒ぐ迷惑行為のいる場所を「道路族マップ」に登録して世間に注意を促す役目を果たすサイトもあります。)

 

自分たちがまさかこんな迷惑行為や侮辱行為に悩むことになるなんて

思ってもみませんでした。

 

その始まりは6年前のこと。

 

私の息子が小学校に入学してすぐの時期にガラの悪い同級生から目をつけられ

集団暴行を受け転校した。(その時の詳細はこちら

 

我が家は夫の希望だった角地の家に住んでいます。

 

ここで説明をする必要はないと思うけど、アンチもいるので一応説明する。

夫は家を建てることが小さい時からの夢だった。

夫は小さい時から欲しいものを我慢して、買ったつもりでお金を貯めてきたのだ。

だから住みたい家を購入できたのだ。家を買うまでの相当な努力があったことは当然。

 

そのことが面白くない人たちが周りにはたくさんいる。

目には見えない努力を全く想像できない人間もいる。

 

息子が転校したことを不幸に思い、近隣住民は私たちを笑った。

あからさまに息子を指さし「こいつがいじめられて転校した子だよ、見て見て」と爆笑された。

 

息子が新しい学校に月曜日から来ていいよと言われていた前日の日曜日。

近隣住民は我が家の土地の壁に落書きをしながら、駐車場でバーベキューをした。

我が家を除く近隣5軒で。それが始まり。

 

毎年2回

必ず壁に落書きをしながら、大人たちは駐車場で酒を飲み、肉を食べ、騒ぎ、

駐車場にハンモックを設置して寝ころび、

海で使うようなパラソルを広げ、

火を使ってはいけない契約をしているにもかかわらず

炭火でバーベキュー。

 

その中には警察官を職業にしている人間もいるのに

車は路駐。

他人の壁に落書きをしてもやめさせない、我が家の落書きだけ消しもしない。

 

路駐した車は、酒を飲んでいるのに、いったい誰が運転し、駐車場に戻すのか。

とても疑問だった。

 

息子は誰かに後ろ指を指されるようなことは一切していない。

でも近隣から悪口を言われ、壁には落書きをされ、車にも傷をつけられ、無視をされ、

近隣から露骨に避けられるようになっていった。

 

はじめの数年間は、息子のケアや、教育委員会、警察や学校との対応に時間をとられ

落書きをやめてほしいと近隣に直接訴えることはできなかった。

私達家族が、主張できるような精神状態でもなかった。

 

そして落書き被害が起きてから6年目

また我が家の壁全面に落書きが始まった。

またか・・・またなのか・・・

やめてと言いたくても、言ったらもっと落書きがひどくなっていくことは

わかっていた。

 

どうしたらいいのか。

壁はあげたものとしてとらえるべきなのか。

 

なぜこんなにも落書きが嫌なのか。

箇条書きにして紙に書きだしたりもした。

 

ぜんぜんわからないのだ。

 

なぜ平気で落書きができるのか

なぜ消さずにどんどん増えていくのか

 

私達夫婦は不満、イライラがつのるばかりだった。

落書きが増えるにつれ、夫とは喧嘩にもなるし

落書きをしている側の思うつぼ状態になっていった。

(落書きをしている側は私たち家族が不幸になることを願って落書きをしているのだから)

 

息子が学校の先生に落書きを相談して帰ってきた。

そしたら、学校の校長が、落書きをしている子どもが通う学校の校長へ

落書きをやめるように連絡をしてくれた。

 

落書きが止まるかと思ったら、逆効果だった。

そしてそれを心配した息子の学校の担任の先生が

知り合いの警察官に≪チョークによる落書きがどういう対応になるのか≫を

聞いてくれて、教えてくれた。

 

一度や二度の落書きではあまり大きな動きはないが、

6年間という長期の被害である場合と

自分では消せない場所に落書きがある場合

その場合は警察は動くということを教えてもらい、

落書きが消える前にダメもとで警察署に連絡をしました。

 

警察はあてにならない。。。どうせ何もしてくれない

そう思っていたのに、そうじゃなかった。

 

3人の男性警察官が現場を確認しに来た。

サイン入りの落書きを見て、これはこの家の人に聞かなければいけない。

他にも誰か別の人が書いたのかもしれないから、近隣住民に聞き取りをしてきますと警察官は言い

実際に動いてくれた。

 

現場の写真を何枚も撮っていた。

 

リビングからふと外を見ると

緊急事態宣言で在宅勤務中の落書き犯の父親が外で警察と対応していた。

駐車場でハンモックに寝転がっていたあの姿とは大違いの

 

うつむき気味の猫背で眉間にしわを寄せて神妙な姿

いい歳した大人が、警察官3人に囲まれて叱られている姿。

 

はっきりいって笑えた。

6年間も我慢してきたのだから、これは当然の感情です。

 

6年間、落書きしては消しもしなかった落書きを、警察に叱られたらあっさり消し、

あっさり罪を認めた。

「落書きをしたのは私の小5の息子です」とね。

 

落書き犯の父親は警察から念書を書かされた。

 

その念書をちらっと見たら、

とても震えた文字で書かれていた。

 

落書き犯の父親は「恥をかかされた」と周りに言い

落書き犯の母親は「子どもがやったことで警察に言うなんておかしな人ね」と

未だ反省はしていない様子だが、

 

6年続いた落書きは止まった。

 

被害に遭っている側がやめてと言える社会に

みんなが「それおかしいよと」言いあえる社会に

自分に都合悪い人を排除しない社会に

一日も早くなりますように・・・

 

良くも悪くもお天道様は必ずあなたを見ています

感情

子どものために、

とか、

子どもがいるからと、

自分の感情を押し殺して、

我慢して接していることが多い。

いろんな人に対して。

他人は結局変われない。


自分は正しいと思い込んでいる人こそ、

おかしいと周りは思っていることが多い。

それに気づけないから

人間関係も手遅れになる