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お母さんの言う通りにしていれば間違いはないのよ―母の洗脳・脅迫から抜け出した私の体験談と末路①の続きです。
私は長い間、母から本当の意味で愛されているとは全く感じられずに育ちました。
しかし、大学に合格したときだけは違いました。母は急に私に干渉し、まるで「私の存在を誇らしく思っている」ように振る舞ったのです。
心理学的に言えば、これは 条件付きの愛(conditional love) です。成果を出したときだけ承認されると、子どもは「やっと愛された」と錯覚してしまいます。
私もその瞬間、「もっと愛されたい」という欲求が芽生え、母の承認を得るために行動を変えていくようになりました。
母は気分によって態度を変える人でした。
そこで私は「言いなりになれば母を怒らせることもなく、愛される」と信じ込むようになりました。
心理学ではこれを 適応的服従(adaptive submission) と呼び、共依存の典型的な特徴のひとつです。
本来は自分の意志や気持ちを持っていいはずなのに、「母を優先する=愛を失わない唯一の方法」と思い込んでしまったのです。
母の言うことを聞かず、自分の意思で行動すると、失敗したときに必ずこう言われました:
「お母さんの言うことを聞いていれば、間違いは起きなかったのに」
この言葉は、私の 自己効力感(self-efficacy:自分にはできるという感覚) を深く傷つけました。
「私は何をやってもダメ」「母の言う通りにしなければ失敗する」という 学習性無力感(learned helplessness) が強化され、母への依存はますます深まったのです。
母娘の共依存関係は、単なる「仲が良すぎる関係」では説明できません。心理学的には以下の要素が複雑に絡み合います:
厚生労働省の調査でも、児童虐待による心理的影響や心的外傷(PTSD)が成人後の人間関係や精神的健康に影響することが示されています(参考:厚生労働省「令和4年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業」)国立成育医療研究センター。
厚生労働省公式ページ
報告書PDF:PDFリンク
母に依存していた頃、私は常に慢性的な緊張状態にありました
これは心理学的に「共依存が心身に与えるストレス反応」として知られています。
母との関係から距離を置いた直後には、次のような反応が起こりました:
これは悪化ではなく、心が自由を取り戻す過程で一時的に出る自然な反応です。
私の場合、衣食住で拘束された牢獄の中にいたような環境だったので、自分で決める経験や感情を奪われて育ちました。
「親に従わなければ生きていけない」という思い込みが深く刷り込まれていたため、依存対象を失ったとき、心も身体も過剰に反応したのです。心理学的には 分離不安(separation anxiety) や 学習性無力感(learned helplessness) の表れと言えます。
たとえトラウマ的な痛みや感情の波が生じても、適切な支援のもとで「トラウマが経験値や強さに変わる」という回復プロセスは存在します。
海外の心理学メディア Healthline でも、親子共依存からの回復には自己の再発見や支援の活用が重要であると解説されています(参考:Healthline「8 Signs That You Might Be a Codependent Parent — and How to Heal」)。
あなた自身に共依存の傾向があるか、セルフチェックしてみましょう。(当てはまる数が多いほど共依存傾向が強い可能性があります)
※チェックした項目の数を自分で数えて、上記の目安に当てはめてください。
母娘共依存は、人生を縛る鎖となり得ます。しかしその鎖は断ち切れます。大切なのは、自分の気持ちを優先する勇気と、安心できる人間関係を築くことです。
私は長い年月を経て、自分の人生を歩むことができるようになりました。もし同じように苦しんでいる方がいるなら、一人で抱え込まないでください。支援を求めることは弱さではなく、回復への一歩です。
