生まれつきの障害に心を痛めている方の心の傷をサポート
暴力による虐待、性暴力、いじめ、不登校、心と体の悩み相談
■悩んでいるあなたへ
ずっと 見守っているよ
たとえ 親や先生や友達が あなたを見放して あなたを信じてくれなくても
ずっと あなたを信じてる
あなたの味方でいるよ
だから 人生をあきらめないで
今よりもっと 広い視点で 未来を想像してみよう
あなたの心を楽にしてくれて あなたを笑顔にさせてくれる人間は 他にたくさんいるよ
あなたをわかってくれる 仲間が 今か今かと あなたを待っているよ
楽しい世界 心穏やかになれる仲間に
身を置いている自分を想像してみて
きっと そんな未来が来るからね
だから そのままのあなたで 大丈夫。
■あなたは からだのどこに なやみがありますか?
あたま
あなたの頭を叩く大人のいう事は聞かなくていいよ。
聞き流せばいい。
叩くことは虐待といい、暴力ともいい、それは暴行という犯罪です。
あなたのための【しつけ】だと大人は言うと思います。
それは大人の嘘です。
しつけとは愛を持って暴力を振るうことなくあなたが間違った道に進まないように言葉を使って丁寧に正すことです。
暴力を振るっている大人はすでに間違ったことをしているのだから、その暴力を振るう大人とは違う別の大人に助けを求めましょう。
警察に行くこともいいとおもいます。あとは区役所や市役所、児童相談所で相談すればあなたを保護してくれます。
親が虐待者なら親と過ごさなくていい施設もあるし、学校に暴力を振るう相手がいるのなら、その学校には行かずに転校したり、フリースクールに通うという選択肢もあるよ。
かお
顔は誰一人と同じ顔の人はいません。
髪の色 目の色 肌の色 鼻の形 唇の形 歯の形 人はみな全部違います。
だから、あなたの顔を見て笑う人がいても心配しなくて大丈夫。
あなたの顔を見て指をさしたり笑ったりする人がいたら、それは差別や人権侵害といって、
人としてやってはいけない事をその人はしています。悪いことをしているのは相手の方であって、あなたは何も悪いことはしていないんだよ。だから心配しなくて大丈夫と言ったんだ。
人権侵害の被害を受けた時は、法務省に救済手続をとってもらうこともできるよ。
こえ・のど
怖くて声が出なかったんだよね。助けて やめてって言えなかったんだよね。
私もそうだったからあなたの気持ちが分かるんだ。
人の体は恐怖でいっぱいになると声は出なくなる。これは普通のことなんだよ。
周りからこんなひどいことを言われたことある?なんで助けを求めなかった?とか、なんで大声を出さなかった?って。
そういう大人こそ、本当の恐怖を味わったことがないからそんなことを言うんだよ。
あなたは悪くはない。悪いのは声が出ないぐらいの恐怖を味あわせた人間。
そしてあなたの気持ちを分かってあげずに出来事だけを見て責めたててくる人間たち。怖い思いをしてしまったあなた・・・どうか自分を責めないで。
むね
あなたの胸を触る人間はいますか?
あなたの胸を触る人間に気を使うことはしなくていい。それは立派な犯罪だから、できることなら警察、役所、児童相談所に助けを求めてください。
あなたの気持ちを無視して触る人間に遠慮する必要はないんだよ。
家族があなたの胸を触ることは性的虐待という言葉があてはまる。母親から娘への性的虐待も父親から娘への性的虐待も犯罪。どちらにしても触っている側が逮捕されてもおかしくないことをしているんだよ。
内緒だよと言われて我慢したり、相談できなかったりしていないかな?
あなただけが我慢すれば家庭内が丸く収まるとか、その行為の時だけ我慢していれば済むと思って耐えていたりしていないかな?
もうやめてって言っていいんだよ。
て
手にはいろいろな形がある。
指の太さ、指の長さ、指の数、人間みんな違う。私は生まれつき両手の指が短かったり、関節が曲がらなかったり、指がない部分もある。
でもこれが私なんだ。あなたの手もそれが、あなたなんだ。
世界に一つしかない手だよ。
私達ってすごいね?誰も真似ができない手を持っていて。
そしてこの大切な手として生まれてきた意味は、私達がこの手を使って何かを表現したり、発信したり、人の痛みや、人のあたたかさを理解するためにこの手が必要だったのかもしれない。
他の人には経験できない何かを学んだり乗り越えたりが私達にはできるから、この手として生まれてきたんだと思っている。
この手のせいで苦しんだり悩んだり辛いことは・・・全く無いとは言えない。
でもその経験以上に嬉しいこと、幸せなこと、得られることはいっぱいあるって思う。
あなたの手は宝物、超高級品だよ。手の指が5本と決めないでくれたらもっと生きやすかったなとは思うけれど、ね?
おなか
あなたのお腹の色はどうかな?青くなっていたり引っかかれた傷や、つねられたあとはないかな?
あざになっていたり血が出たりしていないかな?
くすぐるのをやめてほしいのに、やめてもらえなくて我慢している人はいないかな?
ここにあげたあざや傷、くすぐりは全て虐待といわれています。
殴ったり蹴ったりすることは暴力、暴行であって犯罪です。お腹を蹴られたり殴られたりを経験すると心の傷は深くなるよね。
いじめという名の暴行が今はよくあるから、気を付けて。
安心できる場所がない時は信頼できる大人に助けを求めて。学校でそれが起きているなら、学校になんか行かなくていい。
まずはあなたの命を自分で守って。フリースクールや通信制の学校もあるよ。中学まで学校を休んでも大検に合格できれば大学にだって行けるようになるよ。家庭内で暴力が起きているなら親と住まなくていい施設に行くという選択もある。
勉強よりもあなたの命が一番大切。
おまた
お父さんやお母さんにおまたを触られていませんか?
トイレについてくる必要もないのに毎回ついてきたり、お風呂に入っているときに入ってきたり、着替えをのぞかれたり、お父さんやお母さんのおまたなどを触らされたり、裸のテレビを見せられたりしていませんか?
これはすべて性的虐待といいます。親が子供にやってはいけない事です。
当たり前に触られて慣れてしまっている子もいるかもしれません。
だれかに相談するときは、信頼できる大人に言ってね。お父さんやお母さんだけではなくて、おばあちゃんだったり、友達のお母さんだったり、とにかく大騒ぎして自分の心と体を守ってね。
その行為の時だけ我慢して通り過ぎたと思っても、大人になっていくにつれ悲しかった気持ちや、受け入れることしかできなかった自分への怒りがでてきてしまうから。
なるべく早い時期にやめてと言おう。触らないでと言おう。誰か助けてと叫ぼう。
今は平気でもあなたの心は、たくさん傷ついているよ。誰にも言えないときは私に相談してね。心の傷が癒えるように一緒に考えたいと思います。
おしり
家族や親せきがあなたのお尻を触ることも、あってはならない事です。
それも性的虐待という犯罪です。電車の中やバスの中などにお尻を触られることも痴漢といって犯罪です。
やめてと言っていいのです。警察に捕まえてもらっていいのです。
やめてというとさらに何かされそうで怖いから言えなくなるけれど、あなたは悪くないのだから言うのです。
やめて、助けてと堂々と叫んでください。あなたは悪くないよ。
あし
脚にもいろいろな形や太さ長さがある。
私の脚は絞扼輪症候群という生まれつきの障がいがあり、その手術をした部分から下は感覚がありません。
痛い、かゆい、熱いという感覚がなくて、けがをしたときに痛いと感じた場合、大けがになっているという状況がよくありました。
足の親指がない部分もあって靴はいつもスニーカーをはいています。
障害を抱えていると、宣伝に使われたり、変な商売や宗教に勧誘されたりすることがあります。
知らないと怖い世界に連れて行かれます。
どうか簡単に写真を撮らせたりしないでください。自分の身体と心を自分の強い気持ちで守ってね。